顔を洗っている女性

シミを治したいと考えていたら、薬を塗ればいいと思っている方も多くいます。確かに外用薬などを使うことで、治すことは可能です。ですが根本的な原因から対処しなければ、症状が再発しやすくなってしまいます。そこで原因を把握したうえで、どのように対応したらいいのか考えていきましょう。自分の生活習慣も含めた対応を考えていくことで、シミができにくい環境を作っていくことにつながります。さまざまな対応策があるので、自分に合った方法から試していくことが大切です。

一番大きな原因となるのは紫外線

シミの原因は1つではなく様々な要因が関わってきます。いくつかある原因の中でも、特に大きな要因となるのが紫外線です。紫外線を浴びた場合、シミの下になるメラニン色素が過剰に作られます。そして作られたメラニン色素が角質層に蓄積されることで、症状が出やすくなります。

紫外線が原因ならば、日焼け止めを塗ればいいと考える方もいるでしょう。しかし日焼け止めを塗っているとしても、やり方次第では悪影響になってしまうこともあります。実際に日焼け止めを塗るときもしくは落とすときに、ゴシゴシと肌をこすってしまう方も見られます。過度な刺激や摩擦というのは、肌を傷つける原因になってしまうのです。そのためタオルなどで顔を拭くときも、やわらかい材質のものを選ぶことを忘れないようにしましょう。

使う日焼け止めの効果が高くても肌へのダメージが大きいとトラブルを起こしやすくなります。日焼けを防ぐ効果にばかり注目するのではなく、肌に優しいのかという点も忘れずにチェックすることが大切です。紫外線は窓ガラスやカーテンを通過して室内に入り込んでくることもあるため、室内にいるからといって油断しないようにしましょう。日当たりの良い場所で仕事をする場合には、室内でも何らかの対策を考える必要があります。

さらに紫外線だけではなく、加齢や喫煙などもシミに影響するので注意が必要です。特に喫煙をしている方は、血行が悪くなって肌に充分な栄養素が届きにくくなります。十分な栄養素が届かないと代謝が悪くなって、肌のターンオーバーが乱れます。ターンオーバーを繰り返すことで肌は再生し、メラニン色素の蓄積を防げます。そして喫煙習慣には、美肌にとって大切な栄養素のビタミンCを破壊してしまう可能性もあります。

また肌ケアに力を入れているつもりでも、逆効果になっているケースもあるので注意が必要です。もしも肌に合わない化粧品を使っていると、肌荒れしてメラニン色素が過剰に生成されて色素沈着しやすい状態になります。軽い刺激であったとしても、繰り返すことで色素沈着につながるのです。肌トラブルを防ぐためには、刺激を最小限に抑えるということを忘れないようにしましょう。

具体的な対応策を考えることが大切

シミの原因はわかっていても、どのように対応したらいいのかわからないという方もいるでしょう。実は対応策としては、さまざまな選択肢があげられます。選択肢は1つではないからこそ、どのような方法があるのか調べてできることから実践していくことが大切です。

例えばシミを作らないため、美白の有効成分が配合された薬用化粧品を使うという選択肢もあげられます。薬用化粧品の中には、メラニンの生成を抑える有効成分が配合されているものもあります。そのようなタイプを選ぶことで、普段通りの化粧をしているつもりでも肌ケアを同時に行うことにつながります。

ただし肌が敏感な方は、美白のための有効成分が肌にとって刺激があるというケースも見られます。そのため肌への負担が少ないか確認したうえで選択することも必要です。できる限りサンプルなどを利用して、購入する前に試してみるようにしましょう。自分の肌に合ったものを選ぶことが、美肌のための第一歩です。

そしてシミのない美肌を目指すためには、日々の生活習慣も大きく関わってきます。例えば早寝早起きをして十分な睡眠時間を確保することで、肌がターンオーバーしやすい環境を作っていくことにつながります。寝ている時間にターンオーバーが行われるからこそ、睡眠時間の確保は欠かせないのです。さらにストレスが溜まっていると、熟睡できないなどの問題が出てきます。ストレスをためすぎないように、適度な気分転換も忘れないようにしましょう。

食事内容に気を使うことも、美肌を目指すうえで大切なポイントです。特にビタミンCという栄養素は、シミの原因になるメラニン色素の生成を抑えるなどの働きがあります。積極的にビタミンを多く含む野菜を摂取しながら、バランスの取れた食事を心がけましょう。

またシミの対処方法には、美容外科を利用するなどの選択肢もあげられます。内服薬や外用薬だけではなく、レーザー治療が行われるケースも見られます。レーザー光線を肌に照射することで、メラニン色素のみに反応させて取り除くことができるのです。すぐに気になる部分を除去できますが、美容外科はお金がかかるという点を把握しておきましょう。